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 私の想いに戻る
高田さん
福岡県
 無憂扇?びわ灸?九重で?初めて耳にしたのは職場の先輩との食事会。椎葉先生と初めてお会いした時です。
説明を聞いてもお酒の席ということもあり、理解できず、名刺をいただき穴があくほどながめた。
民間療法であるようだ。無知なばかりに無憂扇の文字に怪しさすら感じたものだった。
それから数年、何もないまま時が過ぎ、今、九重町の寺床の研修施設でビワ灸を学んでいる。認定証までいただいた。何に導かれたのか何の縁なのだろうか。
 寺床には以前から知人もおりたまに訪問した時に、研修施設の駐車場には何台もの自家用車が見える。この地で何が行われているのだろうか、オウム真理教のこともあり疑うことはあっても知ろうともしなかった。
そして、椎葉先生に出会い、なんだかいい人そうだ。何となく疑いは晴れた。それだけだった。
 私は、アトピー性皮膚炎という病名がないころから慢性湿疹と診断され、幼い頃からステロイド軟膏を症状のひどい時にはほぼ全身に、また落ち着いている時にもどこかしらに塗り込んでいた。当然効かなくなり濃度、量共に増えて行った。
その間も数多くの善意ある方々にアトピーが治ると言って民間療法を紹介され飛びついてはひどいめにあったものである。自分の病気を理解していなかったのである。学んでいなかったのだ。
 その後、ステロイドを断つことに賛成してくれ、病気療養のため休職が必要との診断書を出してくれるという医者に出会い。治療をはじめ耐えに耐えた。
治療といっても簡単である。ステロイド軟膏を使用しないことだけだ。黄色ブドウ球菌等感染症の心配があるため、時々検査を行い、一日四回、一回一時間以上入浴、希釈したポピドンヨード液で全身を消毒するという繰り返し。
皮膚はジュクジュク、侵出液、血液まみれの下着を一日何度も着替え、腕を縛ったこともある。
長袖のTシャツの袖口に木綿の手袋を縫いつけたりと工夫した。が、やはり掻いてしまうのである。
一日で両手ですくって二杯程の皮膚が剥げ落ちる。髪も抜けた。眉も無くなった。体重も減少。骨と皮。元の皮膚はシワとなり象のようだった。時にはそのシワもむくみがひどく出ると皮膚が裂け歩く時の振動でも痛む。水分を採り、排尿を繰り返し乗り越えた。
本来備わっている自然治癒力の回復を信じて耐えた。そして今がある。ステロイドを使うことで機能を失っていた副腎が回復したのである。
 交感神経と副交感神経が反対に機能し眠れない夜にひたすら自分の病気を学んだ。様々な民間療法も知った。
自分が納得できるまで調べて取り組むことにした。「自然治癒力」のこの言葉だけははずせないポイントである。が、ビワ灸には出会えなかった。
 ビワの葉の効能を知ったのは、時々購読している一冊の雑誌である。
たまたま義母が咳に苦しんでいたため、雑誌に掲載されているビワの葉酒を作ってみることにした。まだ、できあがってはいないが、そうこうしているうちにビワ灸を実践している先輩を思い出した。
椎葉先生を紹介してくれた方である。
なぜか疑いも迷いもなく確かな結果を確信して義母姉妹、夫と共に前原市浦志公民館を訪れた。とにかく咳がひどかった義母は、入り口の障子を開けるや否や中の煙にひるみ隠れてしまった。それでも、中へ招いた。まちがいではなかった。
椎葉先生の笑顔に嘘はなかったのだ。
母は直ぐにでも器具を購入したい意志を示した。ならば私がと思いたった。
結婚が遅かった私たち夫婦は、明るく、楽しく、仲良く長
く共に過ごしたいと強く願っている。
 夫も学ばなければならない。共に学ぶことはとても効果的だと思ったのだ。
 ステロイドを切った時に出会っていれば回復も早かったはず。そんなことまで思える。しかし、今だから信じて前進しているのであろう。この時期こそが縁であったのだろう。遅くはないはずである。
夫も嬉しい返事をしてくれた。
同じ学びを共ににできることは幸せなことである。今は、愛犬の腎不全の苦しみを少しでも取り除くことができると信じてビワ灸をあてている。大切な家族だから、長生きしてもらいたい。
 研修での学びはまだほんの一部、今からが本当の学びの始まりである。
先生方の一言一言を聞き逃してはいけないとの思いに焦ってしまう。すでに、物覚えの悪い年齢なのであろう。繰り返し繰り返しご指導いただきたいと願っています。
研修を受けられている方々もあらゆる病気を戦っておられる。そのことも憶えて多くの方を健康にできるようになりたいと思いが生まれた。
 研修の際は、お世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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